地の持つ頑強さと火による熱の力が合わさった体力もあり無駄のない行動力。ピッタにヴァータとカパの持つ 冷えの質が入ってきています。 風の変化で食のむらが出やすく、 水の冷えや湿気から、食欲不振になり易く、 体重に変化が出やすく、体調を崩しやすい。変化を好むヴァータと動きの苦手なカパは 分裂気味になります。 中からと外からの冷えが影響し 浮腫みや代謝の悪さが現れます。 何時も熱と冷えのバランスが大切です。

カパ、ピッタの２種類が複合した複合（混合）体質の特徴は、性質や体質などの個性においても、この２つのドーシャのグナを併せ持っており、２つのドーシャがともにアンバランスになりやすいことになります。カパ・ピッタ体質の人は、カパ体質の「水」「地」の特徴と、ピッタ体質の「火」と「水」の特徴から、
カパとピッタの共通のグナ「油性」から対処していきます。

体内で、結合エネルギーとして構造や体力を維持する同化作用を担い、また、変換のエネルギーとして代謝や消化を制御します。ドーシャがバランスしていると、左記の働きが順調になりますが、アンバランスになると左記の働きが悪くなります。

カパとピッタの症状が出ます。粘液に関係する症状が出る。だるさや眠さ、アレルギー性鼻炎、喘息など。難治性の高い病気にかかりやすい。体力もありますが、頑張りすぎてストレスが溜まったり不調が出ても、非常に重い状態にならなければ気付かず改善しにくい。また、熱性や炎症に関係する症状も出やすくなります。外側で炎症が起き、中側で潰瘍ができやすい。特に、皮膚疾患など目にみえる症状が出ます。胃痛や下痢を起こしやすく、白髪が多め。体内に熱がこもり、口内炎や肌荒れ、湿疹などの不調が出やすくなります。鼻うがいや乾布摩擦も効果的です。

カパの持つ、慈悲深さと辛抱強さがあります。どちらも発揮できる看護師や保育士など。穏やかな性格で相手が話せるまで待つ根気強さを持っていますので、カウンセラーにも向いています。また、ピッタの持つシャープな判断力を活かした職業。経営者や政治家は強烈なリーダーシップとそれを支える知性が発揮できます。

ヴァータ・カパそれぞれの出やすい不調が現れます。ヴァータの不調で、食欲や体重が変化しやすく、消化器系の問題や摂食障害が出やすくなります。そのため、低血糖になり、めまいや脱力感も感じやすくなります。寒さを感じやすく、血液循環が悪い傾向があります。冷たさや乾燥の性質が助長され手足が乾燥して冷たくなったり、ガズが溜まりやすくなります。ヴァータの動きの質から、リラックスすることが難しいため、緊張性頭痛や腰痛などの体の痛みも起こり、不眠に陥りやすいです。その結果スタミナが落ち、疲れやすい傾向にあります。無理をして気力、体力を使いすぎないようにしましょう。体内の循環（動き）を司るため、循環器疾患や脳・血管疾患（狭心症や心筋梗塞、脳卒中）、神経系疾患などに罹りやすい傾向もあります。 併せて、カパのだるさや眠気が起こります。口内が甘ったるくなったり、痰が増加したりします。太りやすくもなります。アレルギー性鼻炎や鼻水に悩まされ、気管支炎や喘息など気管支系疾患にかかりやすくなります。湿気に弱いため、関節のトラブルを起こしやすいです。物事に執着したり、鼻うがいや乾布摩擦も効果的。

ピッタの持つ性質には、熱性・鋭性・軽性・液性・微油性などがあります。バランスをとるためには、冷性・円滑性・重性・乾性などを無理なく取りいれ、心身の休息をとって冷静になることが効果的です。暴飲暴食や激辛食品の摂取など刺激の強い食事を控えること、闘争的な映像やゲームなどを避けることなどを心がけましょう。

ヴァータとカパに共通のラサである「温性」のものを積極的に摂りましょう。不規則な消化力を安定させ、冷性・乾燥性を避ける。温かく適度に油分、水分を含み、落ち着いた環境で食事をとることを心がけましょう。ながら食べや立ち食いは避けましょう。乾燥食品、冷凍食品などは避ける。温かいもの、グリルした野菜、ハーブティー、適度に苦味や渋みのある果物は◎。重くどっしりしたもの、甘いものや肉、脂肪分、チーズや牛乳など乳製品は摂りすぎないようにしましょう。火を通した温かいもの（飲み物も）を中心に、少量で軽く油分を抑えた食事が良い。規則正しく食事をとりますが、お腹が空いていない場合は無理に食べなくても良い。食前に生姜を食べる。

生のショウガのドーシャへの影響は、ヴァータ鎮静、カパ鎮静です。 効力は温性で、味覚を良くする、消化力増進、経路の流れをよくするのに使われます。 また、生の生姜は風邪の諸症状や吐き気などによく効き、乱れたヴァータを整えてくれます。 消化器系や呼吸器系の症状に効果があり、お腹にたまったガスや痛み、冷えからくる生理中の痛みにも良く効きます。

簡単に作れるジンジャーティーは消化力を上げてくれます

ヴァータ、カパタイプは上半身に頭痛や鼻炎、下半身の冷えやむくみ、身体の痛みがあります。セルフで入浴後のマッサージや、乾いた布でのマッサージが良いです。むくみや痛みに配慮しながらサルサパの様なスッキリするオイルを使います。汗を残さない様にタオルオフすることを忘れずに。また、ヴァータ・カパは反対の性質があります。温かい環境での施術を考えます。むくみや冷えの強い時は足裏に強い力でガルシャナやオイルマッサージをします。全身に浮腫みや代謝が感じられたらガルシャナを行い、オイルア温めて少ない量でしかっりアビヤンガをします。アビヤンガ後は発汗と吹込みに注意して下さい。

ヴァータ、カパタイプは反対の性質があります。温かい環境での施術を考えます。むくみや冷えの強い時は足裏に強い力でガルシャナやオイルマッサージをします。全身に浮腫みや代謝が感じられたらガルシャナを行い、オイルア温めて少ない量でしかっりアビヤンガをします。アビヤンガ後は発汗と吹込みに注意して下さい。

ヴァータとカパは真逆の性質もあるので、調整に工夫が要ります．共通の冷え対策から行います。苦手な人と係わらずに、軽い会話を楽しみます。疲れたら横にならずに椅子に掛けて１５分ぐらい昼寝をします。食欲にムラが出やすいので、３食を決めたように食べてください。甘味や塩分は控えめにして、ハーブティーやスパイスを楽しんでください

ヴァータカパは両方に共通する冷えが強く、冷えると動きにくく気分も上がりにくくなります。温かさが伝わってくるような環境で体を休めながら、趣味など楽しい事をやってみる。元気の出るオレンジが最適。

深く甘いサンダルウッドの濃厚な香りは精神的安定をもたらします。 気分が上がらないときには、熱性のローズマリーやジンジャーの刺激的な香りでラジャスを増やします。

食欲にムラが出やすいので、３食を決めて食べます。甘味や塩分は控えめにして、ハーブティーやスパイスを楽しみます。 渋み、苦みハーブの香りに、蜂蜜を加えてお茶を楽しみます。シナモンや生姜など少し刺激を加えて食事を食べます。

単調な中に体が軽くなるようなテンポの曲を入れるといいです。会話に興味が持てるようにいつもと違ったメンバーと趣味の話などをするのも刺激になっていいです。

温かい環境で施術する。むくみや冷えの強い時は足裏に強い力でガルシャナやオイルマッサージ。全身に浮腫みや代謝が感じられたらガルシャナを行い、オイルは温めて少ない量でしかっりアビヤンガをします。アビヤンガ後は発汗と拭き込みに注意して下さい。